気象キャスター

お天気お姉さんと気象キャスターの違い

お天気お姉さんになりたい!お天気キャスターになりたい!気象キャスターになりたい!

さあ、その違いは何でしょうか?

答えとしてはそれぞれの明確な定義はありません。媒体や人や、時と場所によって自由に使われています。

でも、何となくその違いを分けるとすればこんな感じではないでしょうか。

お天気お姉さん

令和よりも前の時代に使っていた言葉な感じがします。ニュース番組で華を添える役として、若くて、可愛い女性が天気のコーナーだけ対応するといった時に使われていました。どちらかというとアナウンス力や、気象の知識はなくても、とにかく「見た目」が重視されていた時代の天気を伝える人というイメージがあります。昔はお天気と言えばとにかく若い女性!25歳超えたらお天気お姉さんは卒業させられる、が昭和のお天気お姉さんでした。気象予報士の試験ができたのが1993年(平成5年)。それまではお天気と言えば「お天気お姉さん」か「お天気おじさん」のほぼ2パターンで、「お天気お兄さん」と呼べるような若い男性が天気を読むというのは、テレビ局の新人アナウンサーの練習くらいでした。

お天気キャスター

時代的に女性を「お姉さん」と呼ぶことが許されない風潮がでてきたころに使われだした言葉です。昔はテレビやラジオで原稿を読む職業として「アナウンサー」という言葉しかなかったのですが、いつぞやかキャスターという言葉が定着してきて、「お天気キャスター」が生まれました。「お天気お姉さん」だといくつまでがお姉さん?と突っ込む人もいますし、もはや天気を伝えるのは女性だけの仕事ではなくなっていますしね。そして、「お天気キャスター」と使う場合は、気象予報士を持っていない人に使われるケースが多いです。テレビなどで画面に文字が映る「テロップ」と呼ばれるものに名前の前に「気象予報士」と書いている人は確実に予報士資格を持っていますが、そうでない場合「お天気キャスター」と書かれることが多いです。

気象キャスター

気象予報士ができて、気象を専門として発信する人はこう呼ばれることが一番多いのではないでしょうか。そもそもキャスターという言葉は原稿を正確に読むアナウンサーと違い、「原稿に独自の洞察や解釈を加えて情報をわかりやすく伝える人」という意味です。ですので、「気象キャスター」と呼ばれる人は、自分で天気の原稿を書いて、自分で出演して発信する、という一連のことができている人=つまり気象予報士に使われることが多くなります。

気象キャスターになるには

では、お天気キャスター、気象キャスターになるにはどうすればよいでしょうか?

気象予報士資格がない方人

・キャスター、タレント、芸能事務所に所属をして、オーディションに受かる

気象予報士資格がある人

・株式会社ウェザーニューズ、株式会社ウェザーマップ、日本気象協会などの気象会社に就職・登録して、オーディションに受かる

・オフィス気象キャスターなどの気象予報士専門の会社に登録をして、オーディションに受かる。(オフィス気象キャスター株式会社へは当講座から登録紹介制度があります。詳細は以下に!)

・テレビ局に雇用される

詳しくはこちらの記事の「気象キャスターになりたい方にとっての気象予報士資格」でも書いていますが、気象キャスターになるには圧倒的に資格があるほうが有利なのは間違いありません!

気象キャスターの枠を知る

「気象予報士の資格を取ったら必ず気象キャスターになれますか?」と聞かれることがあります。

残念ながらどの世界、どの業種もそうだと思いますが、「必ず」はありません。

特に気象キャスターの枠は全国的に見てもそう多くはありません。

全国放送でも一局につき朝、昼、晩の報道番組に1人~2人の計6人程度、地方局になると1人~2人で朝から晩まで担当するという局も多いでしょう。(あくまで画面に出る「気象キャスター」という前提の人数です。)

また、一度担当する番組がきまれば、だいたい3年~4年は同じ出演者で番組が続くので、「あの番組出たいな」と思っても、チャンスは3年~4年に1回=オリンピック選手並みの競争率ということも多々あります。

気象予報士の資格を取得し、オフィス気象キャスターのような予報士派遣会社に登録をすれば、気象キャスターの募集があった際には応募はできるので、スタートラインには立てます。

そこからオーディションに合格するには、局や番組との相性もありますし、「うちの局に出てほしい」と思ってもらえるように、自分磨きも必要でしょう。たとえばアナウンス講座やキャスター講座を受講しておいて、即戦力になれることをアピールできるなども強みになります。

気象キャスターに必要な素質

テレビにおける気象キャスターという仕事に必要な素質は、

1.臨機応変力

2.アンテナの高さ

3.努力家

ではないでしょうか。

とりわけ、臨機応変に対応できるかで、キャスターに向くか向かないかにきっぱり分かれます。

前提として、気象キャスターとしては「気象の知識を持ち、精度の高い予報を、的確に伝えらえる能力」は必須ですが、これは予報士として経験を積むことで身に着けられます。

一方、気象キャスターとして必要な素質は何か、と聞かれると「臨機応変」さだと思います。素質はなかなか変えられるものではありませんので、まずは気象キャスターになりたいと思う方は自身にその「臨機応変さ」があるかを考えてください。

気象キャスターの仕事は基本的に生放送です。刻一刻と変わる天気を伝える仕事ですので、失敗してもやり直せるような録画放送ではありません。

たとえばあなたが気象キャスターになって生放送で「明日の波の高さは20m」などと数字を間違って伝えることは決して許されることではありません。報道番組には「正しい情報を伝える」という責任があります。

これは実際にあった放送事故なのですが、波の高さは小数点1桁で表記されるので波の高さ「2.0m」を目が悪いキャスターが間違えて波の高さ20mと言ってしまった事例です。普通に考えると20mなんて波の高さ、津波以外では考えられません。一般的な知識と判断力があれば間違うはずありませんが、間違ってしまうと信用問題に大きく影響します。

そして、報道番組は秒単位で状況が変わり、事前に用意していた原稿はほぼ役に立たないということも多々あり、決して落ち着いた状況で臨める状況ではありません。そんな状況の中でも、何があっても動揺せずに対応するには「臨機応変さ」が必要になります。

打ち合わせの段階では気象枠は「5分間」であっても、本番1秒前に「7分」に変わったり、「2分」に変わることなんて日常茶飯事。いや、本番1秒前にわかればまだ良いほうで、コーナーが始まってから「巻いて!」「伸ばして!」なんてことも普通です。

また、天気も刻一刻と変わります。事前に用意していた原稿がまったく役に立たず、その場で顔色一つに変えずに5分間の場を、何も原稿を見ないで伝えることができるスキルも必要です。

反対に、用意していた原稿を読むことしかできません、尺の調整ができません、となると、いくら気象予報士の資格を持ち、はじめのオーディションに受かったとしても継続や次のチャンスはないでしょう。

昔、予報士仲間の間で、とあるキャスターの方が「あーすーはーーーー、はーれーーるーでしょうーーーーーー」と伝えていたという話がありました。都市伝説?と思うような逸話ですが、急に尺を伸ばして!と言われ、ゆっくり話すしかなかったようです。もちろん、彼女に「次」はなかったと思われます。

反対に、臨機応変に対応ができる素質があり、生放送に慣れてくると1秒がコントロールできるになってきます。

自分の尺があと何秒あるかで、締めのコメントを

「明日も穏やかな天気になりそうですね。以上、気象情報をお伝えしました」

「以上、気象情報をお伝えしました」

「気象情報をお伝えしました」

「気象情報でした」

と変えることで、1秒も余ることなく、ぴったりの尺でメインキャスターに返せた時の快感は本当にたまらないです。このレベルまでできるようになると、「この子はできる」と、信頼を得ることができていきます。

例えば、急に台風が来た、スピードが増してきた、「急だけどあの子なら対応できるから緊急放送を入れよう」というように、出番が増えることに繋がります。

また、直前に放送したネタ(内容)やその日の出演ゲストに合わせて、ちょっとコメントを工夫したり、急に飛び込んできたニュースに合わせて、必要な天気の情報を付け加えたりといったことができるようになると、局からもどんどん重宝されていきます。

さらに、たとえば私の友人の予報士は絵が上手で、毎回フリップに天気の特徴とオリジナルキャラクターを書いていたところ、その絵が好評で、局で展示会が開かれて番組コーナーで紹介されたこともありました。

気象キャスターという仕事は、自分次第でどんどんと可能性が広がる仕事です。

オフィス気象キャスターへの登録紹介について

当講座で受講される方で、気象キャスターを希望の場合、提携しているオフィス気象キャスター株式会社への登録紹介が可能です。

オフィス気象キャスター株式会社は全国の放送局からも信頼が厚く、募集情報が多く集まります。気象予報士としてキャスターになる場合は、予報士として適切な言葉を使い、情報を正確に伝える必要があり、予報士の資格を取ったとしても、未経験ではなかなか難しいです。放送局のオーディションには実績が大きくものを言いますが、オフィス気象キャスター株式会社に登録をすると、研修制度も整っていますし、実績を積む機会も多く与えられます。

オフィス気象キャスター株式会社への登録紹介としての流れは以下とになります。

・登録希望の方は当講座事務局に知らせる

・当講座より推薦文をオフィス気象キャスター株式会社にお送りをします。追ってオフィス気象キャスター株式会社から連絡が入りますので、経歴書をお送りください。

・その後、面談(リモートあるいは対面にて) 資格や意思の確認、スキルチェックなどが行われます。

・通常はオフィス気象キャスター株式会社への登録は審査を経る必要がありますが、当講座からの紹介の方は基本的には審査は不要でそのまま登録に進んでいただけます。(ただし、受講規約に反するなど、当方にて推薦できかねる方は登録紹介はいたしません)

・ご希望の場合は、有料気象キャスター講座を受講をするなどして、キャスターの基礎知識をつけていただきます(必須ではありません)

・面接にて選抜された方(数名)は業務経験(ラジオなど)を積むことも可能です。

・登録者の中から、放送局の要望の合う方にオーディションの案内がありますので、申し込むかなどをお決めください

・放送局へ経歴書を送り、書類審査を通過した方は、放送局の面談へ進みます。

・合格後、めでたくキャスターデビューとなります!

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