毎週実施した講座はその2営業日以内にこちらのサイトにアップします。講座が受講できなかった方は必ずオンデマンドで視聴をしてください。視聴ができない場合、リンクが開けない場合などありましたら個別チャットでお知らせください。なお、講座の動画や資料の転載、転売等は受講資格の喪失および違約金が発生しますので、受講規約を遵守していただきますようお願いいたします。
*現在進行中の講座は順次UPしていきます!
■学科一般
学科一般投影資料
第1回:第1章 大気の構造/第2章 水の状態変化
- 第1章:地上から宇宙にかけて大気の層がいくつかあります。それぞれの層の特徴を学んでいきます。一番気温が高い層だと2000℃になることも!なぜそんなに気温が高くなるのでしょうか?また、近年問題が大きくなっている地球温暖化に関わる二酸化炭素はどれほど量が変化しているでしょうか?
- 第2章:雲がなぜできるのか?のまずは基礎中の基礎を学びます。昔の理科の授業を思いだすと思います。水はどうやって水蒸気になり、氷になりますか?その時のエネルギーは?乾燥している、湿っている空気とは?
第2回:第3章 降水過程/第4章 大気による放射
- 第3章:第2章で学んだ凝結などの基礎をもとに、ではそもそも曇ってどうやってできるのかを考えていきます。雲粒の大きさ、雨粒の大きさはどれくらいでしょう。また、雲のさまざまな種類や雲一つである霧についても考えていきましょう。
- 第4章:空ってなんで青いのでしょうか?虹ってなんで7色?子供のころにふと疑問に思いませんでしたか?空が青く見えるのには理由があります。そのなぜの仕組みを勉強していきます。
第3&4回:第5章/第6章 熱力学
ここは正直、気象予報士試験勉強のきつい上り坂です。計算式が出てくるので、文系の方が一番苦手とする箇所かもしれません。空気を加熱すると、温度が上昇し、体積が増加するなどの熱力学を計算式を使って考えていきます。空気が上昇したり加工したりした時に、熱や圧力はどう変化するでしょうか。また、大気が安定している、不安定な状態とは何でしょうか。熱力学の講座は今週と来週の2回に分けて行っていますので、オンデマンドはその2回を視聴してください。
第5&6回:第7章 大気の力学
地球に働く力で、風が吹く方向、風速が変わります。コリオリ力って何でしょうか?高気圧だと風は時計回りで、低気圧だと風は反時計回りに吹くには理由があるんです!その仕組みを理解していきましょう。
第7&8回:第8章 大気の大規模な運動
地球全体で吹く大きな風の流れがあります。また熱や風が循環して、地球の一部分だけ極端にずっと熱くなり続けたり、寒くなり続けるのを防いでくれています。低気圧が発達する時の条件ってなんでしょう?低気圧が発生してから消滅するまでのサイクルは?を見ていきます。
第9回:第9章 メソスケール現象
積乱雲のライフサイクルを学びましょう。発生から消滅までの状態の変化や、どのように移動していくか?また、雷は冬と夏とで性質が違う!などの内容になります。
第10回:第10章 中層大気/第11章 気候変動
私たちが生活している層よりももっと上の方にある層では地球規模の風の流れや、熱の移動が起こっています。また、近年の異常気象や、気候変動はどのようにして起こっているのでしょうか?最近は地球温暖化の出題率が高くなっていますのでしっかり学んでいきましょう。エルニーニョ・ラニーニャ現象などもこの章で取り上げます。
第11回:第12章 気象法規
いよいよ学科最終章の法規です。気象は人の命を預かる大切な情報ですので、気象観測器の取り扱いや、気象予報士についてなど、法律でいろいろ定められており、法律を違反すると罰則もあります。学科一般の15問のうち、毎回4問出ますので、この章は満点を狙っていきましょう。
■学科専門
学科専門投影資料
第0回:第0章 学科専門準備について
専門はテキストは参考資料として使用して、基本は講師の投影資料で進めてください。
日進月歩の技術で進んでいるので専門は最新の情報が試験に出るのでテキストは情報が古い場合があります。
第1回:第1章 地上気象観測
百葉箱って今も学校にあるのでしょうか?小学校のことに理科の授業で気温観測など行いましたよね?予報をするうえでとても大切な観測データは、地上でさまざまなルールや定義に沿って観測されています。「最高気温は〇度でした」の背景にはどんな決まりがあって観測されているのでしょうか。まずは専門の基礎知識を覚えていきましょう。
第2回:第2章 高層気象観測/第3章 レーダー観測
1回目で地上での観測を学びましたが、2回目は空の上ではどうやって観測しているのかを学びます。また、今はCMでも「雨雲レーダー」など耳にするようになりましたが、そのレーダーとはなんなのか?どうやって観測するかなどを学んでいただきます。また、予報士試験で必ずと言ってよいほど出題されるエマグラムも学びます。エマグラムは1度聞いただけで誰もマスターはできません。2度3度と繰り返して勉強いただく分野だということを前提にまずは1度目の講座をトライしていきましょう。
第3回:第4章 気象衛星観測/第5章 数値予報
気象衛星観測と数値予報についてです。気象衛星観測が始まってから、気象予報の精度が格段に上がりました。また衛星観測の進歩は精度向上とリンクしています。学科専門の試験だけでなく実技試験でもたくさん問われるところです。そして数値予報はこれまで学んだ「地上観測」や「高層観測」さらには「気象衛星観測」で得たデータを、私達が日々見る「天気予報」に弾き出す「プロセス」です。大切な部分ですからしっかり学びましょう
第4回:第6章 短期・中期予報
さて、数値予報を経て、実際の天気予報の組み立てに入ってきます。天気予報にも決まったルールがあります。例えば「曇り一時雨」「曇り時々雨」この違いはわかりますか?「明日は明け方から雨が降るでしょう」とあった場合、何時から何時が対象になっているでしょうか?また、最近はスマホで雨雲など見ている方も多いと思いますが、その雨雲予想はどうやって作られているのか勉強してきましょう。
第5回:第7章 アンサンブル予報/第8章 予報精度評価
さて、今回はアンサンブル予報です。「アンサンブル」とは「集合」という意味で、フランス語で2人以上が同時に演奏することなどの意味もあります。アンサンブル予報とは、わずかに異なる数値予報を複数行って、予報の精度を高めるために行う手法で、これが始まって天気予報の精度は格段に高くなりました。また、実際に予報を出して、〇%的中したら、〇%外れ、などの結果を出しますので、その計算方法を勉強していきましょう。
第6回:第9章 台風
普段、天気をあまり気にしない方でも台風となると別ですよね。進路や強さ、大きさによって災害をもたらす台風。その台風の構造は一般で学びましたが、専門では天気図にどのように表記されるのか、台風の進路予想はどうやって作られるのか、大きさ、強さはどのように決まるのかを学びます。台風は学科だけでなく実技にもよく出題されるため、台風を制する者は合格を制すると思ってください。
第7回:第10章 さまざまな気象現象
専門⑦回の今回は、まさに日本で起きるさまざまな気象現象がなぜ発生するのか、そのロジックを学んでいきます。温帯低気圧の役割や、ライフサイクル、発達するもの、そうでないものの判断の仕方、梅雨のプロセス、オホーツク海高気圧のでき方、寒冷低気圧や冬型の気圧配置って?など、盛りだくさん。一般の知識と実技の試験の橋渡しのような回です。ここの知識は実技でも特に必要になっていますので基礎をしっかり固めていきましょう。
第8回:第11章 気象情報/12章 気象災害
この回では、どのような災害はどのような気象現象でもたらされるのか、また、注意報や警報はどのような基準でどのように発表されるのかを学びます。予報士試験でも一般、専門、実技の点に結びつく重要なセクションですし、実際の予報士になってからでも必要とされる知識ですので、しっかり学習してください。
■実技
投影資料
第1回 :実技のための基礎知識
まずは実技の基礎を学んでいきましょう。
天気図にはさまざまな記号が記載されていて覚えていく必要があります。
そして実技はこれまで学科で蓄えた知識も必要になってきますので、同時に学科の復習もしっかり行ってください!
第2回 :各種天気図の読み方
前回の講座で天気図の基本の見方を習いました。今週は台風や梅雨、南岸低気圧など、試験に出る典型的な天気図のパターンを見ていきます。
第3回 :作図対策
実際に作図をしていきます。
等圧線、等温線を実際に引いていきましょう。
前線解析は実技試験ではよく出題されます。減点されないコツも学んでいきましょう。
第4回 :南岸低気圧の事例
冬の関東平野部で大雪になる事例や、雪になるかならないかの判断をする事例などが出題されます。南岸低気圧が近づいてきたときにどのようなコースや、上空の寒気の状態で雪か雨になるのでしょうか。また、その時に発表される可能性がある注意報や警報は?を学んでいきましょう。
第5回 :急速に発達する低気圧の事例
日本付近で急速に発達する低気圧は暴風、高波、大雨など広範囲に大きな被害を与える恐れがあります。急速に発達する低気圧の特徴、その時の雲の形やトラフの位置、温度移流などはどうなっているでしょうか。また、警戒すべき警報の種類は?を学んでいきましょう。
第6回 :台風の事例
台風は平均すると2回に1回は出題されます。まさに台風を制する者は実技を制します。台風周辺の雲の形状や特性、どのような災害がどの地域で起こりやすいか、その時の台風の進路は?一般で学んだ台風の構造や、専門にも台風の知識は問われますので、学科も復習をしながら実技を解く実力も付けて行きましょう。
第7回 :冬型の事例
「西高東低の冬型の気圧配置」というワードは冬になるとよく天気予報で聞かれます。なぜ冬になると西高東低になるのか、その時なぜ日本海側は雪が降るのか、太平洋側は晴れるのか。日本の地形ならではの現象があります。さらに、山雪型とは?里雪型とは?を学びましょう。
第8回 :北東気流と寒冷低気圧の事例
北東気流は2つのタイプがあります。北東気流や寒冷低気圧が起こる原因はなぜでしょうか。そして、もたらされる様々な現象はどのよなものでしょうか。実技も終盤戦に入ってきています。これまで学んでさまざまなことを組み合わせて考えるようにしていきましょう。
第9回 :梅雨の事例
西日本と東日本の梅雨時期の雨の降り方の違いがあります。その理由を学んでいきましょう。梅雨の大雨の事例を踏まえて、その時のエマグラムはどうなっているか?どのような警報がどの地域に出るか、どういった注意喚起が必要かを学んでいきましょう。
第10回 :不安定現象の事例
「不安定な天気」でしょう。など、もしかするとテレビの天気予報で聞いたことがあるかもしれません。ただ、実際には「不安定な天気」という現象はありません。あるのは、、、を具体的に勉強します。何が不安定であればなにが起こるのか、をしっかり学んでいきましょう。
第11回 : 気象情報と気象災害
さあ、実技の講座も大詰めです。今回は気象情報と気象災害を学びます。どのような現象が起きたらどのような災害が起こるのか、その時に発表されるのはどんな情報や警報なのか。これは実際に予報士になった時に、人命を守るためにさまざまな情報を発信する際の根本的な知識になります。近年、災害が増えていることもあり、必ずと言っていいほど出題されますのでしっかり学んでいきましょう。
第12回 :最近の事例天気図解析
どこの書籍にもどこの講座にもない、飯沼講師オリジナルの最近の事例天気図解析です。この回で実技も終了です。これまでの知識をフルに活用して解析していきましょう!
<2023年8月試験> 解答解説講座
<2023年8月試験> 直前対策講座
<2023年6月>実技ポイントアップミニ講座
実技で1点でも2点でも多くとりましょう。先輩合格者の方を招いてみなさんからの質問などにお答えする特別レッスンを開催しました!