勉強の進め方
その1:スケジュール確認
通常、気象予報士試験は年に2回、1月末と8月末に実施されます。その試験までに仕上がるようにスケジュールしていきましょう。
気象予報士アカデミーでは、勉強を進めていただく勉強開始する月単位のスケジュールをUPしています。参考にしてください。
ご自身の勉強経験や勉強の得手不得手などを踏まえてスケジュールを作りましょう。スケジュールについては随時講師とスタッフが相談に乗ります。
※試験の日程は必ず気象業務支援センターが発表している、気象予報士試験実施日程を必ず確認してください。
その2:予習をしてから講座に臨む
講座を受ける前に予習として、投影資料に目を通すようにしてください。
気象予報士アカデミー講座の投影資料はPDFでダウンロードができますので、それを印刷してノート代わりに使うこともできます。
また、予習の時間が取れる場合は「基礎テスト」にも目を通してみてください。講座の前に、どのような問題が出るのか、を把握することでより講座の内容が頭に入りやすくなります。
その3:講座を受講・視聴する
講座を受講・視聴してください。
動画は「はじめに何を学ぶのか」という導入の動画と、本編の動画があります。
動画は章によって長さや、本数が違います。
動画の初めに「学習目標」が表示されて、学ぶ内容やタイムスケジュールが表示されますので、繰り返して確認したい項目のみ選択して視聴することができます。また、動画は一時停止やご自身で見やすいスピードに調整ができますので、2巡目の時には少し早送りして、など時間を有効に使ってください。
エレメンタリー講座を受講する方はエレメンタリー講座を視聴してください。
ご自身で進めやすいステップで講座の前か後、どちらでも構いません。
講座の前に視聴をいただくと、基本的なことが頭に入っていて本講座の理解ができますし、まずは本講座を視聴してみて、????がたくさん詰まった状態で見て、理解をしていく、というステップでも記憶に残ると思います。
本講座とエレメンタリー講座を繰り返すことで、どんどん知識が重なっていきますので、何度も見返してください。
その4:基礎テストにトライする
講座が終わったら、基礎テストを受けてください。基礎テストは講座を聞いていたら100点が取れる基本的な問題です。100点取れるまで間違えた問題を復習していってください。
その5:実践テストにトライする
「実践テスト」は実際の過去問レベルでかなり難しい問題も含まれています。講座を受けたこの時点で解答できなくてもかまいません!!
予報士試験は学科の知識と実技の知識がどんどん結びついて、点と点が線になって面になって初めて理解ができることもあります。実技まで一通り学習してからトライしても大丈夫です。
なお、実践テストや過去の試験問題を進めていくと、講座で取り上げていない問題もあります。その場合はそのテストの解説と対象のテキストを見て確認するようにしてください。講座では試験に頻繁に出る問題を踏まえて、実践のための基礎的な点を重点的にお伝えしています。講座を受けていただくと合格点が取れる内容となっていますので、講座で習った問題は必ず点を取るようにしてください。
以上で1つの講座を受講する流れになります。
予習⇒受講⇒質問&テストを繰り返して、どんどん勉強を進めていってください!
その6:過去問解説にトライする
「いつ過去問に取り組めばよいでしょうか」と質問も多いのですが、総合講座の方は実技までの一通り講座が終わった後に取り組みを推奨しています。(単科の方はその講座が終了後でOKです)
気象予報士試験の勉強は、一般や専門など、一つ一つの講座が終わった時にすべてを理解している必要はありません。
学科、専門、実技とジャンルは分かれていますが、組み合わさって理解が進むこともあります。学科の勉強の際、初めは点と点がバラバラになっているので、よくわからない、理解ができない、と思うこともあるかもしれませんが、専門、実技と勉強を進めていくと、「ここが繋がっているのか」「こうだからこうなるのか」と、点と点が線になって、面になって、いずれは立体になるように、どんどんと知識が繋がっていきます。ですので、1回の講座が終わってその過去問を解くとしていても強制的に覚える感じになり、わからなくて苦痛になります。まずは学科の講座すべてが終わってから学科の過去問に取り掛かる、それでもわからなくてもまだ全然大丈夫。一通り実技が終わった時に徹底的に過去問に取り組んで仕上げていく、というペースをお勧めしています。
また、科目ごとに過去問勉強方法が変わります。
<学科一般>
普遍的な知識であまり情報が更新されないので、たくさん過去問を解いてください。ただし、法規は改定がされますので、法規だけは古い問題は避けたほうが良いでしょう。
<学科専門・実技>
過去問は過去3年分を重点的に取り組んでください。試験官が2年スパンで変わりますし、情報が古くなっている場合もありますので、あまり古すぎる過去問に取り組んでも意味がないことがあります。