NHK朝の連続テレビ小説ドラマ「おかえりモネ」で、モネちゃんがテレビの世界に係り始めましたね!

本日の回で放送された気象予報士によるブリーフィング懐かしい~!私が民間の気象会社に勤務をしていた時代も毎日決まった時間にブリーフィングが行われていました。結構な人数がいた会社だったので、フロアーにほぼ全社員がずら~と並び、ブリーフィング担当はマイクで解説し、みんなそれを聞いて、高層天気図に色を入れたり、気象解説ポイントにチェックをしたりと、それぞれの業務に役立つ情報をピックアップするという時間です。

気象予報士の資格を取ると、独自で天気予報ができる、と思っている方も多いと思います。ただ、気象情報は膨大な情報を解析し、正確な情報提供が必要とされるため、責任も重大です。基本的には私たちがテレビやネットなどで目や耳にしている気象情報は、気象会社が総力をかけて出した情報で、その情報が契約しているテレビ局の気象チームに共有され、そのデータをもとにそれぞれのテレビ局担当の気象予報士が原稿を書きます。

今回のおかえりモネでも、気象予報士による天気の枠(それぞれの持ち時間)がカットされましたが、そんなことは日常茶飯事!!ニュース番組ですと気象の時間はだいたい最後に設けらるので、時間調整の役割が大きいです。5分の予定が1分になったり、7分になったりカットになったり。直前に予報が変わったり、警報や注意報が発表されたり、いろいろなことが起こりますので、事前に用意していた原稿なんてほとんど役に立たないこともあります。ですので、慣れてくるともちろん事前に何を言おうかは準備しますが、「あとは本番で考えよう!!」なんてこともできるようになってきます。それをばちっと終えられるとそれはもう快感!!!

これからモネちゃんはそのままテレビの世界に係るのか???次回も楽しみです♪