気象予報士の試験では横方向が「水平」。そして地上から宇宙にかけての方向などを「鉛直(えんちょく)」という言葉を使います。

平らな面に並行な状況を「水平」と言います。
高気圧、低気圧や台風などの気象現象の大きさ(スケール)を「台風の水平スケールは1,000km」みたいな感じで使います。


鉛直の意味は「糸に重りを垂らした時の糸の方向。つまりは重力」になります。

暖かい空気が上に上り、冷たい空気が下降する「対流」という現象がこのあとたくさん出てきますが、この上下の運動や現象の状況を
「鉛直」方向の運動と言ったりもします。