「顕熱」
熱エネルギーのやりとりや移動が伴う熱です
例えば
・ストーブにあたったら暖かい
・雪国に行ったら寒い
・湯豆腐を食べたら口の中が熱くて…
・かき氷を食べたら口の中が冷たくて…

これはすべて「顕熱」です
・ストーブの熱エネルギーが空気中を移動して感じることができたため
 あたたかくなったのです
・雪国の雪や氷、冷たい空気の冷たさが空気中を移動して感じたためです
以下略…

「潜熱」は物質、
気象の世界では、「水・H2O」の変化によって発生、消費する熱です
水は、氷(個体)、水(液体)、水蒸気(気体)に変化しますが
その「変化」のときに、「熱」が発生、あるいは消費します

たとえば、「氷が浮かんだジュース」があります
①氷は暖かい室内で、その室内の暖かさという「顕熱」をうけて溶けます
②「氷の0℃」から「水の0℃」に変わるときに「潜熱」を消費します
 (融解熱)
逆で言えば、冷蔵庫の中で作られる氷です
①水は冷蔵庫の中で、冷たい空気という「顕熱」をうけてこおります
②「水の0℃」から「氷の0℃」に変わるときに「潜熱」を発生させます
(凝固熱)

これらの熱は基本的に、これらの水の変化でのみのやりとりになります