【わかりやすく】【例え付き】温位とは何ですか 更新日:2023年3月13日 温位の定義 温位とは、ある高さにある空気塊を1000hpaの高さまで乾燥断熱変化させて、 そのときの温度を絶対温度で表したものです。 (絶対温度:氷点下273.15度(℃)を0度(K)とした温度体系。気象庁より抜粋) 例 […] 続きを読む
比容とは何でしょうか? 更新日:2022年5月2日 まずは密度を復習しましょう。 「単位体積あたりの重さ」が「密度」です 添付の画像で考えましょう。 密度はどちらが大きいか小さいかは一目瞭然ですが計算してみましょう2m立方の容器に1kgの塊が、①は2コ ②は10コ入ってい […] 続きを読む
傾度風とはどこで吹く風でしょうか? 更新日:2022年4月22日 摩擦力がおよばないところで吹く風です自由大気と言ってもいいでしょう 上空の流れ(わかりやすく言えばジェット気流など)が直線であれば「地衡風」曲線であれば「傾度風」と思っておけばいいでしょう上空の高圧部や低圧部、台風などが […] 続きを読む
春や秋には移動性高気圧や温帯低気圧が周期的に通るのはなぜでしょうか? 更新日:2022年4月11日 まず、春と秋を説明する前に夏と冬の説明から夏は「夏の太平洋高気圧」が日本列島を覆って支配します晴れて暑い日が続きますね逆に冬は気温のめっちゃ低い「シベリア高気圧」が支配するため冬は寒いのです特に冬型の気圧配置になったとき […] 続きを読む
大気の安定・不安定で、以下の関係性の理由がうまく理解できておらず教えてください。 周囲より温度が低い場合、まわりよりも空気塊内に水滴が多く含まれるため重く、周囲より温度が低い場合はその逆でしょうか? 更新日:2022年4月11日 ちょっと考えてみましょうある飽和していない空気があってある部分を切り取ると水分が4つ入っているとしましょう ここで先ほどと同体積の空気塊を(同体積ですから同じように水分が4つずつ入っているとします)2つチョイスして片方は […] 続きを読む
「空気が膨張すると温まる」というのがイメージがわきません。 更新日:2022年3月31日 もの温めたり冷やしたりするには外から熱を加えたり冷やしたりします 物体に外から熱を加えると膨らみますね逆に冷やすと縮みます 外から熱というエネルギーを与えることで、「膨らむ」という仕事をするわけです逆に熱というエネルギー […] 続きを読む
水の状態変化の時に使う2.5×10⁶×30の計算ですが、普通に計算すると2.5×30=75というようになり、10⁶×30の部分もどのように求めるのか分かりません 更新日:2022年3月23日 2.5×10⁶×30の計算の仕方ですね 気象学など物理が絡むものについてはものが大きすぎたり、小さすぎたりするので2.5×10⁶という表現を使います 10⁶はわかりますよね? 10の6乗、10×10×10×10×10×1 […] 続きを読む
地衡風が高度と共に増大しているというのはどういう事か教えていただきたいです。 更新日:2022年3月3日 風は「気圧差」や「温度差」がある所に発生しますまた基本的に高いところから、低い所に向かって吹きますさらに傾斜がある面でボールを転がすことを考えると傾斜が大きいほうが早く転がりますよね? 風も同じで気圧差や温度差が大きいほ […] 続きを読む
(地球放射平衡温度について) テキストには、大気の存在しない真空状態では放射平衡が成り立つとありますが、それではなぜアルベド0.3が計算されているのでしょうか? 更新日:2022年3月3日 放射平衡についてですが、「真空の」地球表面で受ける太陽放射(短波放射)と赤外線で放射する地球放射が等しい=平衡(釣り合う)とするものです。また、この計算で用いられる「アルベド」は地球に届く単位時間、単位面積あたりの放射エ […] 続きを読む