気象ドップラーレーダーとウィンドプロファイラの違い

受講者さんから「気象ドップラーレーダーとウインドプロファイラの違いは何ですか?」というご質問をいただきました!

早速、お答えしていきます。

気象ドップラーレーダーとウィンドプロファイラはここが違う

両方とも電波飛ばして観測するわけですから「兄弟」「いとこ」みたいな関係です。

どう違うか気象ドップラーレーダーから説明します。

気象ドップラーレーダー

レーダーはパラボラをくるくる回しながら電波を、水平〜やや少し上に向けて飛ばして、降水強度や降水粒子の動きを観測します

降水粒子の動き次第で周波数が変わるので(これがドップラー効果ですね)
それで風向風速も観測できるわけです

気象庁HP気象レーダー


白い丸いドームの中にこんなパラボラが入っています。

次は、ウインドプロファイラについて説明します。

ウインドプロファイラ

ウインドプロファイラは電波を上に向けて飛ばします。
気象レーダーと違うのは「風の流れ」を直接観測できること。

大気中の風の乱れなどによって散乱されて戻ってくる電波を受信・処理することで、
上空の風向・風速を測定します。
(5本の電波の発射で立体的な風の動きがわかるそうです。
これも周波数の違いで測定できます。ドップラー効果ですね)


また降水があるときは雨粒の動きによって風の流れがわかるので
同じく風向風速がわかるわけです。

気象庁HPウィンドプロファイラ

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