気象予報士アカデミーの実技講座は、試験に直結する分析力・判断力をしっかりと身につけることを目的としたカリキュラムです。
ベースとなる基礎知識を、ケースごとに1つの章として学習を進めます。
各章では、講師が実際の天気図や事例をもとに詳しく解説。講義動画と投影資料PDFを使いながら、体系的に学習を進めることができます。
さらに、章ごとの「基礎テスト」と「実践テスト」があり、ほかの受講生の方との平均点が比べられたり、正解率を確認できるなど、ご自身の理解度が可視化できる仕組みを導入しています。
また、リアルタイムで実施された特別講座をオンデマンドとして収録。
「トラフ解析」「前線解析」「シアー解析」「低気圧事例」など、試験本番や実務に直結するテーマをいつでも学べる環境が整っています。
基礎から応用まで、そして最新の気象現象解説まで。実技力を本気で伸ばしたい方に最適な、充実した講座内容です。
ベース講座
No. | タイトル | 動画時間 | 基礎テスト | 実践テスト |
---|---|---|---|---|
1章 | 実技の基礎 | 2時間10分 | 37問 | 22問 |
2章 | 各種天気図の読み方 | 1時間 | 14問 | 5問 |
3章 | 作図対策 | 1時間17分 | 9問 | 3問 |
4章 | 南岸低気圧 | 1時間 | 9問 | 27問 |
5章 | 急速に発達する低気圧 | 1時間15分 | 10問 | 24問 |
6章 | 台風 | 1時間25分+課題解説15分 | 10問 | 23問 |
7章 | 冬型の事例 | 45分+課題解説38分 | 9問 | 29問 |
8章 | 北東気流と寒冷低気圧 | 55分+課題解説21分 | 12問 | 11問 |
9章 | 梅雨 | 30分+課題解説35分 | 14問 | 21問 |
10章 | 不安定現象 | 55分+課題解説33分 | 9問 | 30問 |
11章 | 気象情報と気象災害 | 気象情報とは28分+線状降水帯30分+指定河川洪水予報他37分 | 15問 | 6問 |
リアルタイム講座オンデマンド
毎月、学科一般・専門・実技から1つテーマを決めて、リアルタイム講座を実施します。
実施後はオンデマンドで配信をしていつでも視聴が可能。
ベースの基礎講座に加えて、さらに1つのテーマを深堀することで実践力を強化していきます。
NO. | タイトル |
---|---|
2025年10月 | 徹底的に低気圧!一般・専門・実技の垣根を越えて低気圧に強くなる |
2025年7月 | 閉塞前線の解析に強くなる |
2025年6月 | シアー解析って? |
2025年5月 | 鉛直断面図に見慣れよう! |
2025年4月 | 前線解析は点を取る! |
2025年3月 | トラフ解析のプロに! |
実技単科をご検討の方へ
実技講座を単科で受講される場合は、学科(一般・専門)の基礎的な知識をすでにお持ちの方を対象としています。
実技講座では、天気図や気象現象の理解を前提に、解析や記述のトレーニングを行います。
学科一般・専門の基礎知識が十分でない段階で受講されますと、内容を十分に活かしきれない場合がございますので、あらかじめご了承ください。
実技の力を集中的に伸ばしたい方に最適な講座です。ご自身の学習状況に合わせてご検討ください。
実技コースにおけるよくある質問
Q.添削はしてもらえますか?
A.はい。記述式の問題についても添削対応を行っています。
ただし、過去問を丸ごと採点して点数をつける形式ではなく、ご自身で解答・解説資料を確認したうえでの質問対応型となります。
たとえば「自分はこう考えて、解答はこう書いたが、この表現で点はもらえるか?」といった形でご質問ください。
この方法を取ることで、単なる添削ではなく、“考え方”や“判断の根拠”を理解して知識を定着させる学習指導を行っています。
Q.学科に関する質問もできますか?
A.申し訳ありませんが、実技単科コースでは学科一般・専門の内容に関するご質問にはお答えできません
(例えば、地衡風とは何か、コリオリ力とはなにかなどのように実技を受講するうえで知っておくべき範囲の質問)
これは、総合コース受講生との公平性を保つための対応です。
ただし、実技に直接関係する内容についてはサポートいたします。
Q.質問の回数制限はありますか?
A.はい。講師への質問は1回で3問まで。1か月最大30問までとさせていただいております。ただし、1つ1つの質問に対して、単にお答えするだけでなく、「この質問をされる場合は、この知識が不足しているので、このあたりのテキストを読んでしっかり理解を進めてください。」のように質問をされる背景を踏まえて学習の指導をさせていただいているので、質問の量よりも、対応の質を重視しています。
Q.実技単科コースの一般教育訓練給付金の申請について教えてください。
A.実技単科コースも一般教育訓練給付金の対象コースとなります。受講開始から3か月以内に当講座が用意した試験を受けていただき、70点が取れることが申請の条件となります。すべての講座の視聴が完了していなくても受験は可能で、回数に制限なく受験していただけます。合格お祝い金と併用も可能です。ただし、場合は、合格お祝い金分の費用は割引に相当しますので、割引後の金額が受講費用となります。また、期間的に先に一般教育訓練給付金の申請を行うケースが多くなりますが、後で合格祝い気をお受け取りの場合は割引になった旨をハローワークに申請いただく必要がございます。