こちらは気象予報士アカデミーのエレメンタリー講座を受講する方向けの勉強の進め方のページですが、エレメンタリー講座についてのお問い合わせが多いため、公開いたします。エレメンタリー講座を検討の方は参考にされてください。
“エレメンタリー”とは「基本の」とか「簡単な」という意味があります。例えば、英語で“エレメンタリースクール(elementary school)”とは、「小学校」という意味です。
気象予報士アカデミーのエレメンタリー講座は、本講座である当アカデミーの「学科(一般・専門)」や「実技」の前の準備講座の意味合いで設定しました。言ってみれば、“ビギナー講座”といっていいでしょう。
本講座は中学校時代の理科の基礎知識がある程度あることを前提に進めています。もちろん、わからないことがあればなんでも質問していただけますので、初心者の方でも本講座だけで合格する方はたくさんいますが、「質問したいが、何から聞けばよいかわからない」「わからないことが漠然としていて、質問の仕方がわからない」という方もいらっしゃいました。
そこで、気象予報士試験の合格に必要な知識の“基本の「き」”を身につけていただくために、図の見方や計算問題、物理や化学の知識など、試験合格に必要な基礎的な知識も、ていねいに説明するエレメンタリー講座を作りました。
まず、このエレメンタリー講座で、試験合格に向けた「芯」を1本作ってください! そして、本講座で合格に向けた「幹」を作り、「枝葉」をつけることで、合格という「実」を実らせてください!!
気象予報士試験は、数学や理科の苦手な方がかなりの数チャレンジしていますが、その苦手意識を払拭するのはなかなかむずかしいです。ただ、計算問題などはチャレンジしないと力がつきません。計算はもちろん、図表の見方や物理・化学の知識もわかりやすく説明しています。
ぜひ頑張ってください!
勉強の進め方
講座で取り扱う内容は、試験合格にはすべて必要な知識です!
当然、一度では覚えられないですが、
①講座動画を何度も見て、資料を何度も読んで、まずは内容を理解しましょう!
②そして、覚えましょう!!
・特に大切なところや、実際に試験で出やすいところは授業動画の中で強調しています
まずはそこから覚えましょう!
・Power up!は、いま覚えなくても大丈夫! でも何度か読み返して理解することを心がけて!
本講座で、同じ内容が出てきますので、そのときに読み返したら理解が進むと思います
・受講生の方は、わからないことがあったら、どんな小さなことでもいいので、恥ずかしがらず質問してください!!
そのあとは
③確認テストで、実力がついたかどうかを確認しましょう
・テキストの基礎テスト
・過去問に準拠した確認テスト
パソコンやタブレット、スマホの画面だけで済ますのではなく、必ず「なにかに書く」などして、手を動かすようしましょう!
・「書く」という行為が、頭の中に記憶する手助けをします!
確認テストでは、答えと解説、そして授業資料やテキストの参照ページが付記されています。
・正解でも不正解でも、必ず「解説」を読み、「授業資料」や「テキストの参照ページ」を確認するようにしましょう!
・繰り返しチャレンジすることで、習得度がわかります
何度も間違える問題は別途、ノートなどにまとめるなどしましょう!
④計算問題や数学・物理・化学の知識はわかりやすく解説しているつもりです
チャレンジをしてみましょう!
この講座は、数学と理科のテストで選択肢を彫り込んだ鉛筆をサイコロのごとく転がしていた“理数系ダメダメ”の受験生であった波田講師の経験を生かして作成しています。講座と使用するテキストは、気象予報士試験が始まった初期(1994〜1999年ごろ)、試験主催者である気象業務支援センターで問題作成にも携わった方が推奨してくださった“地学の副読本「ひとりで学べる地学」”をもとに作成しています。(できれば買ったほうがいい 「テキスト」として推奨します)
ひとりで学べる地学 新版(清水書院)
・Amazon
実際、このエレメンタリー講座の知識だけでも、実際に試験で出題される問題の何問かは正解できます! じっくり取り組んでください。頑張りましょう!!