バルジはどのようにしてできるのか

受講生さんからの質問です!

受講生
受講生

バルジはどうやってできるのですか?

気象衛星画像で見られる「バルジ」。
温帯低気圧のライフサイクルを確認するためにも重要ですよね。

ではこの「バルジ」は、どのように形成されるのでしょうか。

バルジとは

「バルジ」は発達期の低気圧に見られます。

温帯低気圧中心の北側から北東側(寒気側)に、凸状に(高気圧性曲率を持って)雲域が膨らむ現象のことを「バルジ」と言います。

なぜ発生する?

バルジは、温暖前線上を暖湿空気が滑昇しながら低気圧の北〜北東側に雲を作ることで、発生します。

また低気圧の北側に強風軸があり、雲がその強風軸に流されるため、高気圧性曲率を持った凸状の雲域ができるのです。
バルジの北縁はきれいな境を持っている理由も、上記のように、強風で流されるためです。

低気圧なのに高気圧性の曲率?

バルジが高気圧性の曲率をもつ理由は、上層の強い風(強風軸)によって東に流されるためです。

北に膨らんだ(発達した)雲が東に流されるので、結果として高気圧性の曲率をもつ…というわけです。

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