気象ドップラーレーダーとウィンドプロファイラの違いがよくわからないです 更新日:2022年3月22日 気象ドップラーレーダーとウインドプロファイラですね。両方とも電波飛ばして観測するわけですから「兄弟」「いとこ」みたいな関係です どう違うかと言うとレーダーはパラボラをくるくる回しながら電波を、水平〜やや少し上に向けて飛ば […] 続きを読む
バルジはどうやってできるのですか? 更新日:2022年3月16日 「バルジ」は発達期の低気圧に見られます温帯低気圧中心の北側から北東側(寒気側)に凸状に(高気圧性曲率を持って)雲域が膨らむ現象のことを言います 成因は①温暖前線上を暖湿空気が滑昇しながら低気圧の北〜北東側に雲を作る②その […] 続きを読む
数値予報モデルの局地モデル、メソモデル、全球モデルの天気図というのはわたしたち、一般人でも見ることは 出来るのでしょうか。 更新日:2022年3月11日 数値予報モデルの局地モデル(LFM)メソモデル(MSM)全球モデル(GSM)ですがメソモデルと全球モデルについては見ることができます 有名なのはsupercweatherです。 パソコン版では右下にメニューがあって局地( […] 続きを読む
天気予報ガイダンスのカルマンフィルターの長所にある「バイアスが修正できる」とはどいう意味でしょうか。 更新日:2022年3月11日 まず…バイアスとは、「偏り(かたより)」だったり「誤差」という意味です さて観測値をいろいろな方程式をつかって解析し予報にする「数値予報」において、さまざまな「バイアス(誤差)」が発生しますその「バイアス(誤差)には・地 […] 続きを読む
地衡風が高度と共に増大しているというのはどういう事か教えていただきたいです。 更新日:2022年3月3日 風は「気圧差」や「温度差」がある所に発生しますまた基本的に高いところから、低い所に向かって吹きますさらに傾斜がある面でボールを転がすことを考えると傾斜が大きいほうが早く転がりますよね? 風も同じで気圧差や温度差が大きいほ […] 続きを読む
(地球放射平衡温度について) テキストには、大気の存在しない真空状態では放射平衡が成り立つとありますが、それではなぜアルベド0.3が計算されているのでしょうか? 更新日:2022年3月3日 放射平衡についてですが、「真空の」地球表面で受ける太陽放射(短波放射)と赤外線で放射する地球放射が等しい=平衡(釣り合う)とするものです。また、この計算で用いられる「アルベド」は地球に届く単位時間、単位面積あたりの放射エ […] 続きを読む
温位は凝結すると潜熱によって上昇するのでしょうか? 更新日:2022年3月3日 改めて温位を考えていきましょう。 温位=空気塊を乾燥断熱的に1000hPaの高度に移動させたときの温度・乾燥断熱変化するとき、温位は一定=保存・温位θ 絶対温度Tに比例 気圧Pに反比例 温位と絶対温度の関係だけなら普通は […] 続きを読む
混合比はなぜ移行層で急激に減少するのですか? 更新日:2022年3月3日 対流混合層での未飽和の空気塊は対流で混合されているので「一定」ですさすがに気温が下がっているので対流混合層上端付近ではほぼ飽和に近い状態です移行層で、さらに気温が下がったり過飽和になるとちょっとしたはずみで凝結し雲が発生 […] 続きを読む
オンデマンド講座で太陽の光は空気を暖めないと言っていました。 しかしテキストでは、成層圏では大気を温める熱源があることを示唆しており、オゾンが太陽放射の紫外線を吸収して熱に変換とあります。この現象は太陽の光が空気を温めることに含まれないのでしょうか? 更新日:2022年3月3日 紫外線(太陽放射・短波放射)自体は大気を暖めません成層圏ではオゾンが多いのですがそのオゾンが紫外線を吸収して発熱するため、その熱が大気を暖めます対流圏は紫外線を吸収するものがほとんどないのです繰り返しになるのですが紫外線 […] 続きを読む
ラジオゾンデ観測の気圧の測り方で気圧計非搭載の場合高度から気圧を求めるとありましたが、これは静力学平衡の式を使って求めるということでしょうか? 更新日:2022年3月3日 ゾンデ観測については「静力学平衡」と「気体の状態方程式」を加味した「層厚」の式をつかって計算します気圧、気温、湿度のデータから高度を出しますが、GPSでゾンデの高度が追跡できますので、さきほどとは逆のプロセスで「気圧」を […] 続きを読む