傾度風とはどこで吹く風でしょうか? 更新日:2022年4月22日 摩擦力がおよばないところで吹く風です自由大気と言ってもいいでしょう 上空の流れ(わかりやすく言えばジェット気流など)が直線であれば「地衡風」曲線であれば「傾度風」と思っておけばいいでしょう上空の高圧部や低圧部、台風などが […] 続きを読む
「気圧の鞍部」とはなんでしょうか? 更新日:2022年4月19日 「気圧の『鞍部(あんぶ)』」は高気圧と高気圧の間の中途半端なところです馬にまたがる時に座る「鞍(くら)」を思い出せばいいですかね 広く見れば大きな高気圧におおわれていますが細かく見ると高気圧と高気圧の間で中途半端これが「 […] 続きを読む
春や秋には移動性高気圧や温帯低気圧が周期的に通るのはなぜでしょうか? 更新日:2022年4月11日 まず、春と秋を説明する前に夏と冬の説明から夏は「夏の太平洋高気圧」が日本列島を覆って支配します晴れて暑い日が続きますね逆に冬は気温のめっちゃ低い「シベリア高気圧」が支配するため冬は寒いのです特に冬型の気圧配置になったとき […] 続きを読む
大気の安定・不安定で、以下の関係性の理由がうまく理解できておらず教えてください。 周囲より温度が低い場合、まわりよりも空気塊内に水滴が多く含まれるため重く、周囲より温度が低い場合はその逆でしょうか? 更新日:2022年4月11日 ちょっと考えてみましょうある飽和していない空気があってある部分を切り取ると水分が4つ入っているとしましょう ここで先ほどと同体積の空気塊を(同体積ですから同じように水分が4つずつ入っているとします)2つチョイスして片方は […] 続きを読む
スーパーセル型巨大雷雨はどういう時に起きやすいのですか?主に夏ですか? 更新日:2022年4月5日 起きやすいのは下層と上・中層の風の鉛直シアが大きいときです季節から言うと春から夏にかけてが多いようです日本ではあまり発生しないですが北米でのスーパーセル型の竜巻はよくニュースで見かけますよね 続きを読む
JPCZは、里雪型の時に現れ,山雪型の時は、現れないのでしょうか? 更新日:2022年4月4日 JPCZは、冬の日本海で寒気の吹き出しに伴って形成される水平スケールが1,000km程度の収束帯のことで、この収束帯に伴う帯状の雲域を「帯状雲」と呼びます。強い冬型の気圧配置や上空の寒気が流れ込む時に、この収束帯付近で対 […] 続きを読む
「空気が膨張すると温まる」というのがイメージがわきません。 更新日:2022年3月31日 もの温めたり冷やしたりするには外から熱を加えたり冷やしたりします 物体に外から熱を加えると膨らみますね逆に冷やすと縮みます 外から熱というエネルギーを与えることで、「膨らむ」という仕事をするわけです逆に熱というエネルギー […] 続きを読む
切離低気圧は地上の天気図には現れないのはなぜでしょうか? 更新日:2022年3月24日 切離低気圧とは、等高度線の流れから切り離され、閉じた等高度線で表示された低気圧で、寒冷低気圧とも呼ばれることもあります 切離低気圧は上空の偏西風の蛇行が大きくなる過程で(蛇行が激しくなりすぎて)切り離されて取り残された低 […] 続きを読む
水の状態変化の時に使う2.5×10⁶×30の計算ですが、普通に計算すると2.5×30=75というようになり、10⁶×30の部分もどのように求めるのか分かりません 更新日:2022年3月23日 2.5×10⁶×30の計算の仕方ですね 気象学など物理が絡むものについてはものが大きすぎたり、小さすぎたりするので2.5×10⁶という表現を使います 10⁶はわかりますよね? 10の6乗、10×10×10×10×10×1 […] 続きを読む