温位と相当温位の違いがよくわかりません。 更新日:2021年11月9日 温位は、不飽和空気塊の性質を考えたり、比べたりする時、相当温位は、飽和・凝結している空気塊の性質を考えるときに便利な物理量です さて、何でもそうなのですがまずは「言葉の意味=定義」を正確に捉えましょう ①温位ある空気塊を […] 続きを読む
鉛直とはなんですか? 更新日:2023年3月14日 気象予報士の試験では横方向が「水平」。そして地上から宇宙にかけての方向などを「鉛直(えんちょく)」という言葉を使います。 平らな面に並行な状況を「水平」と言います。高気圧、低気圧や台風などの気象現象の大きさ(スケール)を […] 続きを読む
空が青く見えるのは「青い散乱光」を見ているからでしょうか? 更新日:2021年11月9日 おっしゃるとおりです。青い空は、可視光のうち青系以外の色が散乱され、残った青い光を。夕焼けのような赤い空は、可視光のうち赤系以外の色が散乱され残った赤い光を見ているということです。 続きを読む
温度風・温度移流とはなんですか? 更新日:2021年10月19日 Q< 温度風>高度間の地衡風の鉛直シアで,実際に吹いている風ではない。 (北半球では)温度風ベクトルの右側は暖気,左側は寒域となる。<温度移流>左図 この温度風に挟まれた,三角形内部の熱エネルギー(暖 […] 続きを読む
上空に上がっていくと気温が下がるとなると、上空は地上より常に冷たいことになるので、いつも大気の状態が不安定なのですか? 更新日:2021年12月29日 湿った空気と乾いた空気では気温減率が違います。 乾いた空気は1キロで10度、湿った空気は1キロで5度変化します (その平均が気温減率6.5度/kmなのです) なので、上空の同じ高さの乾いた空気と普通の空気を100メートル […] 続きを読む
プラネタリー派は、1回~4回波打つとの事ですが、傾圧不安定だと、どのくらいになるのでしょうか?! 更新日:2021年11月14日 プラネタリー波 波長1万km以上で、波数が1〜4ですが 傾圧不安定波は波長が2000〜5000km 波の数は3〜8と言われています。ザックリ倍と思っておけばいいかと思います (試験で問われるのは波長だと思います) 続きを読む
「対流圏界面の高さ」は「熱帯(域)の方が空気が膨張するので、高度や温度も高くなる」ということですか? 更新日:2021年11月14日 「熱帯のほうが温度が高くなるので、空気が膨張して、圏界面が高くなる」という順番になります! ・熱帯のほうが温度が高い・空気が膨張する・(押し上げられて)圏界面が高くなる。 このあと「層厚」(層の厚さ)という用語がしつこく […] 続きを読む
前線とは何ですか? 更新日:2021年10月19日 寒気と暖気の境界線です。前線の南側が基本的に暖かく、北側が冷たいですよね 多くの場合、発達の過程で、低気圧は前線を伴います。温暖前線 :低気圧の前面で寒気の上を暖気が上昇していきます。 寒冷前線 :高気圧の後面で暖気があ […] 続きを読む
乾燥断熱率のケルビンって何ですか? 更新日:2021年10月19日 「絶対温度」は摂氏(せっし)0℃を273K とするものです これ、シャルルの法則に関連があります むちゃくちゃ雑に説明すると、圧力一定として気体を冷やすと 摂氏マイナス273℃で、気体の分子の活動がなくなる(理論上)とい […] 続きを読む