気象予報士アカデミー 講座カリキュラム

気象予報士試験に必要な学習範囲は、暗記だけでは突破しにくい分野と、積み上げで伸びやすい分野が混在します。気象予報士アカデミーでは、学科一般・学科専門・実技に通じる基礎力を、体系立てて身につけられるようにカリキュラムを設計しています。
本ページでは、講座で扱う学習内容とともに、文系・理系それぞれの視点で見た難易度の目安や、学習の山場となりやすい分野についても解説します。

◆学科一般・専門の難易度ランク
「低」初めて学ぶ内容でも理解しやすく、学習の入り口となる分野
「中」理解を積み重ねることで対応できるが、学習量が増え始める分野
「ハード」考える場面が増え、理解に時間がかかり始める分野。復習を前提に学習を進める必要がある
「超ハード」理解するためにじっくり考える力が求められる分野。ただし、正しい順序と反復で必ず克服できる

気象予報士アカデミーのカリキュラム設計の考え方

気象予報士アカデミーの講座で取り扱う内容は、気象予報士試験における「幹」となる知識です。
試験で安定して得点するために、基本としてすべて理解し、身につけてほしい内容を中心に構成しています。

単なる暗記ではなく、なぜその現象が起こるのか、なぜその考え方が必要なのか、を理解することで、応用問題や実技試験にも対応できる力を養います。

■ 標準学習進度(目安)
本講座は、以下の標準学習進度を目安に学習を進めていただきます。

・学科一般:約2ヶ月
・学科専門:約2ヶ月
・実技:約3ヶ月
・実践テスト:約1ヶ月
・過去問:2ヵ月
・エレメンタリー講座:約1ヶ月

合計:約8か月(エレメンタリー講座を付ける場合は9ヶ月)を標準的な学習期間とし、その後は過去問演習および弱点補強を2ヶ月程度行い、合格に必要な知識を習得していただきます。
なお、学習進度には個人差があるため、受講期間の中で各自のペースに応じて学習を進めることが可能です。

基礎テスト・実践テストで「枝葉」を広げる学習設計

講座で学ぶ内容は、いわば大きな幹です。
その幹に対して、基礎テスト・実践テストを通じて「枝葉」を付けていくイメージで学習を進めていきます。

基礎テストでは、
・用語や基本概念が正しく理解できているか
・最低限押さえるべき知識が定着しているか
を確認します。

実践テストでは、過去問の良問や出題率が高い問題を取り上げています。
・過去問や類題を通じての応用力
・試験本番で問われやすい視点
・ひっかかりやすい選択肢への対応力
を身につけていきます。

学科一般カリキュラム

気象予報士試験における学科一般は、すべての分野の土台となる重要な科目です。
気象予報士アカデミーの学科一般講座では、試験に必要な基礎知識を確実に身につけることを目的としています。

学科一般の講座は、1回あたり1.5時間〜2時間で構成されています。
短すぎて理解が浅くなることも、長すぎて集中力が切れることもない、理解と定着を重視した時間設定です。

講義では、
・気象現象の基本的な考え方
・試験で頻出する重要事項
・理解していないと応用が効かないポイント
を中心に解説します。

スケジュール項目内容難易度(文系)難易度(理系)
1ヶ月目(1週目)大気の構造地上から宇宙までの大気を知る
1ヶ月目(2週目)水の状態変化何度で水になる、雲になる
1ヶ月目(3週目)雲の種類と降水過程10種類の雲や、雨が降る速度低~中
1ヶ月目(4週目)大気による放射空が青く見える理由ハード
2ヶ月目(1週目)熱力学大気中の熱エネルギーの動きや変化超ハードハード
2ヶ月目(1週目)大気の力学天気の変化や風の動きの基礎ハード
2ヶ月目(2週目)大気の大規模運動地球規模での風の向き
2ヶ月目(3週目)メソスケール現象台風など中規模の現象
2ヶ月目(3週目)中層大気の運動地上よりも高い層での空気の流れ
3ヶ月目(1週目)法規気象に関する法律ハード

学科専門カリキュラム

学科専門は一般よりも実務的な知識の試験となります。実際に気象予報士として活動するためにも必要な知識ですし、日常の生活で見たり聞いたりする天気予報と結び付けて勉強していくので、一般よりも専門のほうが楽しい!と感じる方も多く、当講座でも合格率は文系の方は学科一般よりも高い傾向にあります。

専門も1回あたり1.5~2時間で構成しています。

学科一般と専門は2科目でおおよそ5カ月で進めていただきます。

スケジュール項目内容難易度(文系)難易度(理系)
3か月目(2週目)地上気象観測地上観測の基礎知識
3か月目(3週目)高層気象観測・レーダー観測上空での観測方法・雨雲レーダー
3か月目(4週目)気象衛星観測衛星ひまわりの観測方法
4か月目(1週目)数値予報観測したデータを組み合わせて予報を作るハード
4か月目(2週目)短期・中期予報明日の天気、週間天気を作る
4か月目(3週目)アンサンブル予報・予報精度予報手法と検証
4か月目(4週目)台風台風の構造
5か月目(1週目)さまざまな気象現象低気圧や梅雨、高気圧の現象
5か月目(2週目)気象情報・気象災害注意報・警報の発表基準

実技カリキュラム

学科の知識が一通り着いたら、次は実技に入っていきます。
気象予報士試験の実技は、学科試験で身につけた基礎知識を「使う力」として問われる仕上げの科目です。
問題文を読み解き、気象資料を整理し、論理的な予報を導き出す思考力が求められます。

実技は学科一般と専門の知識で解ける問題も多くあるので、まずはしっかり学科一般、専門の知識が着いていることが重要になります。

気象予報士アカデミーの実技講座は、初めて実技試験に取り組む方でも無理なく学べるよう、事例ごとの基礎〜実践まで段階的に理解を深める構成になっています。

講座は1回2時間~2.5時間の構成になっています。
実技は3ヶ月を目途に学習を進めていただきます。

スケジュール項目内容
1か月目(1週目)第1章:実技の基礎知識天気図を読むのに必要な基礎知識
1か月目(2週目)第2章 各種天気図の読み方天気図のパターン学習
1か月目(3&4週目)第3章 作図対策実際に等温線・等圧線を書いてみよう
2か月目(1週目)第4章 南岸低気圧の事例南岸低気圧が発達するかしないかの判断など
2か月目(1週目)第5章 急速に発達する低気圧の事例急速に発達する低気圧の条件など
2か月目(2週目)第6章 台風の事例台風の構造から予想される災害まで
2か月目(3週目)第7章 冬型の事例冬型の事例を典型的なパターンで覚える
2か月目(4週目)第8章 北東気流と寒冷低気圧の事例北東気流、寒冷低気圧の特徴
3か月目(1週目)第9章 梅雨の事例西日本・東日本の現象の違い
3か月目(2週目)第10章 不安定現象の事例不安定現象で予想される災害など
3か月目(3週目)第11章 気象情報と気象災害最近出題率が高い傾向にある気象災害をしっかり復習
3か月目(4週目)第12章 実際の事例天気図解析過去問ではなく実際の事例を解析

実践テスト&過去問

実技までの学習が一通り終えたら、eラーニングに掲載している実践テスト、過去問に着手します。
実践テストは学科一般、専門、実技すべて合わせると1000問近くになります。

目安として1か月程度しっかり時間を取って取り組んでいただきます。

また、過去問は第52回以降の解説資料を掲載しています。

目安として2か月程度しっかり時間を取って取り組んでいただきます。

エレメンタリー講座カリキュラム

初めての方でも、総合①で受かる方はたくさんいるのですが、「とにかく理科系問題が不安!」「何がわからないかわからない…」という方向けに、基礎の「き」をまずお伝えすることで、この悩む時間を短縮して、効率よく勉強を進められるようにしています。

エレメンタリー講座は学科一般と併用して受講していただく講座になります。
本講座を視聴して、全体を把握してからエレメンタリー講座を視聴いただく、
もしくは先にエレメンタリー講座を見てから本講座を視聴いただくかは、ご自身の理解度に合わせて選択して進めてください。

エレメンタリー講座内容

こちらは学科一般の講座に加えて学習していただく流れとなります。
20時間ほどの動画と資料になるので、1ヶ月を目途に学習を進めてください。

スケジュールNO.内容
1か月目(1週目)第1回大気の構造
1か月目(1週目)第2回水の状態変化と雲、降水
1か月目(2週目)第3回大気の放射
1か月目(2週目)第4回熱力学 安定・不安定
1か月目(2週目)第5回大気の力学(基礎)
1か月目(3週目)第6回大気の大規模な運動
1か月目(3週目)第7回天気図といろいろな気象現象
1か月目(3週目)第8回気象と気候変動
1か月目(4週目)第9回数学の基礎
1か月目(4週目)第10回物理の基礎

リアルタイム講座

基本的な講座はご自身の好きなペースで進めていただくオンデマンド講座ですが、気象予報士アカデミーでは月に1回程度のリアルタイム講座を設けています。

取り扱うテーマは受講生の方からのリクエストや、試験の傾向を鑑みて決定しています。

最近では学科と実技の垣根を取り外して、「徹底的に台風」「徹底的に低気圧」など、出題率が高い一つのテーマを徹底的に学習する講座も行いました。

リアルタイム講座の良さはその場ですぐに質問ができること、他の受講生からの質問を聞いて新たなことに気づけるなどがありますが、やはり一緒に頑張っている人がこれだけいるんだ!と実感できることも刺激になることです。

さあ、あなたも気象予報士の夢を叶えませんか?

気象予報士アカデミーでは、経験豊富な講師陣による質の高い講座と、充実したサポート体制であなたの合格を全力でサポートいたします。
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