【気象予報士試験】過去問を覚えてしまった人へ|初見問題で点を取る勉強法

気象予報士試験の勉強法を紹介するアイキャッチ。過去問学習から「説明できる勉強」へ切り替え、初見問題や選択式試験で得点力を伸ばすポイントを解説。

初見問題が解けないと悩んでいる方へ

受講生の方から、とても多くいただくご相談があります。

「過去問は何度も解いているので答えを覚えてしまいました。」

「初めて見る問題になると点数が下がります。」

「根本的に理解できていないのでしょうか。」

もしあなたも同じように感じているなら、まずお伝えしたいことがあります。

それは、たくさん勉強してきたからこそ出てくる悩みだということです。

過去問を覚えてしまうのは悪いことではありません

過去問を繰り返し解くと、問題文や答えを覚えてしまいます。すると、「本当に理解しているのかな?」と不安になります。
それ自体は決して悪いことではありません。
むしろ、そこまで繰り返し学習できたという証拠です。

気象予報士アカデミーの実践テストも、過去に出題頻度が高い問題や、「ぜひ解けるようになってほしい」と考える重要問題を厳選して、必ず2回連続で正解になるまで取り組んでもらいます。

参考:気象予報士アカデミーeラーニング掲載テスト問題

過去問が解けるようになっているのであれば、知識は確実に身についています。
まずは、その努力に自信を持ってください。

でも、初見問題になると解けない…

一方で、多くの受験生が苦戦するのが初見問題です。
ちょっと少し違う形で問われたり、複数の知識を組み合わせたりすると、

「こんな問題見たことない!」

と焦ってしまいます。

ここで、皆さん、頭の中でこう思うのではないでしょうか。

「勉強が足りなかった!!!」「知らない問題は私には解けない…。」

しかし、ここでお伝えしたい。

「これはしごく当然のこと。うろたえるではない!!!!」と。(気分は天の神の声です。)

なぜならば、試験問題は無限に作ることができます。
気象業務支援センターも毎回、手を変え品を変えて新しい問題を出題しています。

つまり、

初見問題を100%解けるようになることは現実的ではありません。

そして、それを目指す必要もありません。

ですが、初見問題が出題されても、合格するための対策は取りましょう。

まずは確実に取れる問題を落とさない

試験では、「解ける問題を確実に得点する」

ことが何より重要です。

そのためには、

  • ケアレスミスをしない
  • 問題文を最後まで丁寧に読む
  • 「必ず」「すべて」「のみ」などの言葉に注意する

見慣れた問題だと思っても少し変えて引っ掛け問題になっている場合があるので、それを見逃さない!

そのためにも、心を落ち着けて問題文を最後まで丁寧に読むように意識してください。
また、学科試験は実技試験とは違って、合格できる力ができてくると、時間は余る傾向にあります。
ですので、焦る必要はありません。

こうした基本を徹底するだけでも得点は安定します。

次のステップは「説明できる勉強」

ここからおすすめしたいのが、過去問に見慣れてしまってやっても無駄に思える人に向けてのアドバイスです。

「答えを当てる勉強」から「人に説明できる勉強」への切り替えていきましょう。

例えば、

  • なぜこの選択肢が正解なのか
  • なぜ他の選択肢は誤りなのか
  • 問題文の条件が変わると答えはどう変わるのか

これらを、自分の言葉で説明できるようにしてみてください。

すると、それまで点だった知識が線でつながり、初見問題にも対応しやすくなります。

気象予報士アカデミーでも、受講生のみなさんに「講師になったつもりで説明する練習をしてみて」とアドバイスをしています。

学科試験は「選択式」であることを忘れない

一問一答では答えが思い浮かばなくても、

学科試験は選択式です。

つまり、

「答えを知っているか」だけではなく、持っている知識で選択肢を絞り込めるか

が重要になります。

「これは違う」

「これは可能性が高い」

と消去法で考える力も、合格には欠かせません。

最後に

ここまで勉強を続けてきた皆さんは、すでに多くの知識を身につけています。

だからこそ、これからは問題数をこなすことだけを目的にするのではなく、

1問を深く理解する勉強

を意識してみてください。

問題を解いたら、

「なぜそうなるのか」

「自分なら人に説明できるか」

まで考えてみる。

その積み重ねが、初見問題への対応力につながります。

なお、初見問題対策としては模擬試験もお勧めですし、実技は実技の対策が必要です。

ぜひ、こちらの記事も確認してみてください。

積み重ねてきた努力は、決して無駄にはなっていません。

最後まで、自分を信じて頑張ってください。