1分で完了!『コリオリの力』理解度チェッククイズ!

問題 1 / 3
コリオリ力(転向力)の本質について、正しく述べているものはどれか。
✅ 正解:C
コリオリ力は地球の自転によって生じる見かけの力(慣性力)です。急ブレーキをかけた車の中で「前に投げ出される感覚」と同じように、実際に力が加わっているわけではなく、自転する地球という回転座標系から見ると物体があたかも横向きに曲げられるように見えることから「見かけの力」と呼ばれます。風速(物体の速度)自体は変えず、風向きを変えるだけという点も重要です。
【誤りの選択肢】A の引力・質量との混同、B の気圧傾度力との混同、D の公転との混同はいずれも頻出の誤りパターンです。
問題 2 / 3
北半球・南半球におけるコリオリ力の向きと、赤道でのコリオリ力の大きさについて、正しく述べているものはどれか。
✅ 正解:B
コリオリ力は北半球では進行方向の右側、南半球では左側に働きます。これが北半球の台風が反時計回り(低気圧中心に向かう風が右に曲げられる)になる理由です。
コリオリパラメータ f = 2Ω sin φ(Ω:地球の自転角速度、φ:緯度)で表されるように、赤道(φ=0°)では sin0°=0 となりコリオリ力はゼロ。そのため赤道付近では台風(熱帯低気圧)は発生しません。緯度が高いほど(極に近いほど)コリオリ力は大きくなります。
【誤りの選択肢】A は北半球の向きが逆。C は南半球の向きが誤り。D は向きは正しいが赤道での大きさが誤りです。
問題 3 / 3
コリオリパラメータ f = 2Ω sinφ について、正しく述べているものはどれか。ただし Ω は地球の自転角速度、φ は緯度を表す。
✅ 正解:D
コリオリ力 F = f × V = 2Ω sinφ × V で表され、緯度が高いほど(sinφが大きいほど)、また風速 V が大きいほどコリオリ力は大きくなります。地衡風・傾度風などの計算でも必須の関係式です。
【誤りの選択肢】A:Ω(自転角速度)は地球全体で一定の定数であり、緯度によって変化しません(変化するのは sinφ の部分)。B:コリオリ力は風速に比例するため、風速が大きいほど大きくなります。C:北極点では sinφ = sin90° = 1 となり、コリオリパラメータは最大になります(sin90°=0 という符号反転の誤りに注意)。

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